給料形態について

会社設立時の給料形態について

会社設立には給料テーブルを決めることが重要です。自分の役員賞与は自分の取り分ですからどうにでもなります。問題は社員を雇用したときの給料テーブルです。どういう給与形態にするか決めておくことが会社の方向性に影響します。長期的なビジネスモデルn場合には、長期的雇用を前提にした給与テーブルにしておかなければいけません。

長期的雇用の場合の給与テーブルは、基本給を高めにして功績により徐々に昇給する給料テーブルにします。こうすれば、社員も生活の不安感もなく、長期的雇用に応じて頑張るようになります。対して、短期的に売上を求めるビジネスモデルの場合ですが、これは、マニュアル化され誰でもパフォーマンスの上げられる商材の場合に有効です。

この場合は、基本給を低く歩合を高く給与テーブルを設計します。人の出入りは激しくなりますが、会社にお金は残ります。基本給が低めで歩合給が高めの給与テーブル設計ですので、社員もモチベーションを維持しながら、普通の何倍も一生懸命働きます。このように、給与テーブルを決めるのは会社設立時には重要です。

会社にとって人件費ほどお金のかかるものはありません。大企業のリストラが叫ばれていますが、それは、企業にとって人件費が一番かかるからです。会社設立してからかかる費用は、事務所維持費、光熱費、販促費用等がありますが、その中でも人件費が一番かかるものです。人件費一人分で、事務所を2ヶ月維持することができたりします。

会社の事務所を主、社員を従と考えれば、売上が後退したら社員をリストラするという考え方は誰でもわかると思います。会社を守るために社員をリストラするのです。それぐらいに、会社設立時の給与テーブルの設計は重要になります。会社を設立すれば、いろいろな人が働きになります。そして、給与テーブルは最初に決めたらなかなか変更はできないものです。

最初に雇った社員が初任給30万なのに後から入社した社員が初任給20万のようなことはできません。会社を運営していく以上は、最初に設計した給与テーブルの変更は難しいものです。最初に決めた給料でずっと働いている社員がいたら、急に給料体系を変更することはできないからです。

会社の運営に入る前に、給与テーブルは将来を見据えてきちんと設計しておくことが重要です。人材が出入りしても問題ないような給与テーブルを会社設立の初期段階で設計しておかないと、後々致命傷になりかねません。